苫小牧市美術博物館とNPO法人樽前arty+(アーティープラス)が主宰する「子ども広報部びとこま」の小学2年~中学2年の子ども記者11人は20日、北海道大学苫小牧研究林(市高丘)で昆虫採集し、標本作りに挑戦した。子どもたちが作った標本は同館に所蔵され、今後の常設展で公開される。
参加者は、手づかみでクワガタやセンチコガネ、ゴミムシなどを採取。その中から1人当たり1~3匹を選んで、研究林の森林資料館で標本作りを学んだ。
講師は、同博物館の江崎逸郎学芸員(47)と苫小牧総合経済高校で生物を教える吉沼利晃教諭(43)が務めた。子どもたちは、右羽上部にステンレス針を刺すよう教わり、慎重な手つきで作業を進めた。苫小牧拓進小学校5年の田野紗彩さん(11)は「頑張って虫を見つけた。標本にするのは(手元から離れて)少し寂しいけれど、多くの人に見てもらえたらうれしい」と話していた。
子ども記者たちは、市内外の文化芸術情報を取材して広報紙を編集している。今年度の活動は全8回で、標本作りは番外編として、昨年から企画。多様な生物がすむ自然の豊かさや、苫小牧で生息する生物の記録を残す意義に理解を深めてもらおうと実施した。
















