苫小牧市豊川町に子ども食堂 元小学校教員が26日から

苫小牧市豊川町に子ども食堂 元小学校教員が26日から
豊川町で子ども食堂を立ち上げる草場さん

 苫小牧市豊川町で26日、地域の小中学生に無料でカレーライスを振る舞う子ども食堂がスタートする。主催するのは、食育や運動の教室を手掛ける市内の団体「FUN STEPS(ファンステップス)」。元小学校教員で1歳~小学3年生の子ども4人を育てる草場道子さん(35)=日新町=が運営する団体で、毎月1回の開催を計画。子どもたちが安心して過ごせる居場所として定着させたい考えだ。

 食堂のメニューはカレーライスに固定。子どもは無料で、大人からは食材購入費として任意で寄付を募る。調理や受け付けなどの運営には、ファンステップスの仲間が協力する。出入り自由で、子どもたちにはおしゃべりやアナログゲーム、勉強を教え合うなど、自由に過ごしてもらう。

 草場さんは小学校教員として働く中で、電子メディアの普及などによって子どもたちの体験機会が減り、心と体の成長に課題が生じていることを実感。姿勢を保ったり、人の話をしっかり聞くことができないため学力に影響が出る子どももいたという。

 このことから、子どもたちの成長にはさまざまな体験が必要だと考え、第3子の育児休業期間中を利用し、2020年に同団体を設立。市内で育児中の人に呼び掛けて会員を募り、屋外での運動教室や料理教室、田植えや養鶏場見学、キャンプや音楽コンサートなどの体験活動を展開してきた。

 活動を本格化させるため、今年5月に教員を退職し、7月に活動を事業化した。さらに、学校以外にも子どもたちが安心して過ごすことができる居場所づくりに、子ども食堂の立ち上げを計画。NPO法人ワーカーズコープの協力を得て、同法人が豊川町に設けるコミュニティースペース「みんなの家」を会場に定期開催することを決めた。

 草場さんは「子どもたちがやってみたいことに挑戦できるよう後押ししたり、多世代との交流の中で何かを学んだりできる場にしたい」と意気込む。

 初回は26日午前11時~午後3時。9月以降は毎月第1土曜日に開催する。問い合わせはファンステップス草場さん 携帯電話080(4503)2016。

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