千歳市の横田隆一市長は24日、定例会見に臨んだ。次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)が同市美々ワールドで進める工場建設の起工式を9月1日に控え、「造成、伐採作業は順調。1日に起工式と起工の披露式典を行い、工事の安全と円滑な進捗(しんちょく)を祈願する。当市と北海道における半導体関連産業振興の機運を醸成したい」と述べた。合わせて上下水道と道路整備に係る設計に着手したことを明らかにした。
2027年の量産体制に向け、用排水の確保については「供給方法、スケジュールを専門家から意見を伺い検討する。国、北海道、市、ラピダス社で協議したい」との考え。試作ライン段階の上水は「1日当たり4000トンが必要」とした。
また、工場建設主体の鹿島建設が臨空工業団地の所有地に1000人規模の仮設の宿泊施設を建てることを明らかにした。「工事が始まれば最大時には6000人規模の宿泊施設が必要。民間にも協力いただく」との見通しを示した。 一方、日本環境(札幌市)が協和地区の自社所有地77ヘクタールで建設を計画する産業廃棄物最終処分場について、3月に東千歳地区で開いた住民説明会では参加した住民100人が「すべて反対や不安だった」とし、7月18日には東千歳四連合会から「臭気、排水に対する不安、風評被害の懸念があるとして、建設に断固反対との要望を受けた」と述べた。同連合会は同25日に許可権者の道に反対の要望書を提出済み。市長は「道や事業者に対し厳正に手続きや審査を行うこと、地域住民に丁寧な説明を求めた」と語った。
















