【ブダペスト時事】陸上の世界選手権第7日は25日、ブダペストで行われ、女子やり投げ決勝で前回銅の北口榛花(JAL)が66メートル73で金メダルを獲得した。来年のパリ五輪の参加標準記録を突破済みの北口は、日本陸連が定めた条件を満たして五輪代表に決まった。陸上の日本勢第1号。
北口は4位で迎えた最終6投目で逆転した。日本女子のマラソン以外での金、2大会連続表彰台は初めて。日本勢の投てき種目では2011年大会男子ハンマー投げの室伏広治以来、2人目の優勝となった。
男子400メートルリレー予選で日本(坂井、柳田、小池、サニブラウン)は37秒71の1組3着、全体4位で26日の決勝に進んだ。同十種競技は前半5種目を終え、丸山優真(住友電工)が3936点で17位。
200メートル決勝の男子はノア・ライルズ(米国)が19秒52で3連覇。15年大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)以来となる100メートルとの短距離2冠を達成した。女子はシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が世界歴代2位の21秒41で2連覇。

















