苫小牧市中心部のにぎわいを創出しようと26日、「まちフェス―夏―」が始まった。音楽フェスティバル「活性の火」、グルメイベント「うまいっしょ!とまこまい」、「とまこまい百縁商店街」「まち市」の四つのイベントの同時開催。各会場では多くの市民が訪れ、飲食や買い物、ライブ鑑賞を楽しむにぎやかな光景が広がった。「活性の火」と「うまいっしょ」は27日も開催される。
新鮮野菜や特産品ずらり 「まち市」と「うまいっしょ」
苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は26日、中心市街地活性化イベント「まち市」を本店(表町)前で開いた。東胆振、日高、千歳から約30企業・団体が出店し、地場産の新鮮な野菜や魚介類、加工品、菓子などを販売。同店駐車場ではグルメイベント「うまいっしょ! とまこまい」(同実行委員会主催、27日まで)も開かれ、買い物などを楽しむ市民でにぎわった。
まち市は三条通沿いに各企業、団体が出店し、苫東ファームのイチゴやホクト苫小牧きのこセンターのキノコをはじめ、美々川福祉園のシイタケ、薫製卵「たまチョップ」など地元の特色ある商品がずらりと並び、午前10時の開店とともに買い物客で混雑した。
まち市で野菜や果物を購入し、「うまいっしょ」の会場にも足を運んだ日新町の主婦水上ひろ子さん(71)は「地元の特産品を知ることができて楽しい。中心部は閑散しないでほしいと思っているので、こういうイベントがあるのは楽しい」と笑顔を見せた。
自ら地場産品を買い求めた小林理事長は「四つのイベントを一緒にした効果からか今年はお客さんがとても多い」と喜び「コロナが収まることを前提に、今後も他団体との連携を考えたい」と話していた。
お得な品に行列 「百縁商店街」
苫小牧市商店街振興組合連合会は26日、商品やサービスを100円で提供する恒例のイベント「とまこまい百縁商店街」を表町や王子町などで開いた。参加店では目当ての品を手に入れようと開店前から行列ができたり、品定めしたりする市民でにぎわった。
地元商店の魅力を知ってもらおうと、2010年から開いている。今年は33店が参加し、野球のボールや腕時計の電池交換、ハンドマッサージなど、自慢の品やサービスを100円で提供した。
印鑑店の弘文堂(王子町)は、定価4180円の黒水牛印鑑を20本、同9680円の本象牙印鑑を10本、それぞれ限定で用意。王子町の会社員高橋裕さん(42)は「良い品なので大切に使いたい。(同日開催の)他のイベントも見て回る」と喜んでいた。
同店の秋山集一社長(73)は「店や商店街に足を運んでもらい宣伝につながる。オリジナルで作ったはんこを使ってもらい、その良さを普及できる機会にもなる」と語った。



















