東胆振地方は27日夕、局地的な大雨に見舞われ、気象庁は同日午後5時19分、苫小牧市に大雨警報(浸水害)を発表した。1時間に74・5ミリと8月の同市としては1943年の統計開始以来、3番目に多い1時間降水量となり、市内の道路が冠水したほか、JR室蘭線や日高線で運休が相次いだ。
同日の雨は午後4時半から同5時半にかけて集中。苫小牧のほか、安平町でも10分間降水量が19ミリと、観測史上最高を記録した。
市危機管理室によると、苫小牧で大雨に伴うけが人は出ていないが、市内一円で道路が冠水。市上下水道部には日新町や花園町などの住民から「トイレの水が流れにくい」といった通報が7件寄せられた。
中央公園(若草町)などを会場に開催中だった無料の野外音楽祭「活性の火’23」は午後4時半ごろ、雨脚が強まり、ライブを中断。その後も1組が出演予定だったが実行委員会は観客らの安全を優先し、初の中止を決断した。
JR北海道は室蘭線や日高線で、午後5時20分ごろから約5時間にわたり運転を見合わせた。室蘭線東室蘭発札幌行き特急すずらん11号が全区間運休など111本が運休し、約1万9000人に影響した。
















