東京商工リサーチ北海道支社は、2023年の道内企業メインバンク調査結果を発表した。北洋銀行が2万5875社、シェア36・28%となり、11年連続で首位を堅持。苫小牧信用金庫は前年同様8位に入り、トップ10内を維持した。
調査は同社の企業データベースに登録されている道内に本社を構える7万1317社を対象に集計、分析した。メインバンクが複数の場合は、最上位行をメインバンクとした。
トップの北洋銀は前年に比べ社数は816社増え、シェアも0・11ポイント上昇した。2位は前年同様に北海道銀行で1万1428社、シェアは16・02%。北洋銀と道銀を合わせたシェアは52・3%となり、2行で全体の過半数を超えた。
以下、北海道信金(シェア5・53%)、旭川信金(同4・41%)、帯広信金(同3・56%)の順。上位5位までの順位は前年と変動はなかった。
8位の苫小牧信金は前年から58社増の1630社、シェアは0・02ポイント上昇し2・29%となった。
上位20行までの業態別のシェアでは、「銀行」が55・13%で最多。以下「信用金庫」(32・91%)、「信用組合」(1・10%)の順。地域密着型の金融機関である「信用金庫」と「信用組合」を合わせたシェアは34・01%となっている。
同支社では「コロナ禍で記録的な低水準をたどった道内の企業倒産が一転して増勢に転じ、金融機関を取り巻く環境も変化している」と強調。人口減少やシステム投資、営業店やATMなどサービス維持コスト、過剰債務を抱える企業への支援、事業領域の拡大への負担増などで今後、「銀行再編・統合も動きだす」と指摘している。
















