コロナ補助金過大交付で返還へ 市立病院

コロナ補助金過大交付で返還へ 市立病院

 苫小牧市立病院は30日、国の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)病床確保事業に関する道の補助金の一部で、5696万6000円を過大に交付されていたと発表した。10月に道へ返還する方針。

 コロナ病床の確保などを支援する同事業は、診療報酬の区分に応じた1日1床当たりの上限額が決められている。この上限額に、コロナ患者などを受け入れるため空床としていた延べ空床を乗じて算出する。

 会計検査院が厚労省に過大交付を指摘し、2022年11月に事業主体の道が各自治体に点検を依頼。市の20、21年度分で延べ床数を過大に計上していることが判明した。

 退院日当日など患者が入院しても交付対象とならない755床を、延べ空床数に入れていたという。内訳は、20年度が303床・2310万7000円、21年度が452床・3385万9000円。

 ただ、交付申請、交付決定時点では空床の明確な基準は示されていなかった。同病院は「道と協議しながら事業を進めてきたが、補助金の一部を道に返還したい」としている。

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