小中学校に冷風機導入へ 熱中症対策、来夏までに 苫小牧市

小中学校に冷風機導入へ 熱中症対策、来夏までに 苫小牧市

 苫小牧市は今夏の記録的な暑さを踏まえ、市内の全37小中学校に移動式の冷風機スポットクーラーを導入する。児童・生徒の熱中症対策で、9月から来年夏までに全教室分600台を購入する。9月7日開会予定の市議会定例会に提案する2023年度一般会計補正予算案に、事業費3168万円を盛り込んだ。

 30日の定例記者会見で明らかにした。

 市教育委員会によると、今夏は各学校で気温の上昇により、体調不良を訴える児童生徒が複数いたという。これまで各学校には扇風機を備えていたが、国の新型コロナウイルス関連対策の補助金を活用し、新たに冷風機を導入することにした。必要な台数は600台、購入費用は1台5万円を想定している。

 記者会見で岩倉博文市長は「今年は伊達市で小学2年生の児童が熱中症の疑いで亡くなるショッキングな出来事があった。来年も暑さが続けば教育現場はたまったものではない」と説明し「エアコンの設置は国や道の支援がないと難しい。移動式エアコンがどの程度有効か分からないが、ないよりいいだろうと思っている」と話した。

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