西村経産相 「国際競争力の鍵握る」 ラピダス起工式で会見

西村経産相 「国際競争力の鍵握る」 ラピダス起工式で会見
会見する西村経産相

 1日、千歳市内で行われたラピダスの起工式と披露式典に出席した西村康稔経済産業相が会見し、「ラピダスの取り組みは将来の日本における国際競争力の鍵を握る。日米欧の国際連携の象徴的なプロジェクト。しっかりと協力、支援し成功させたい」と述べ、国家的な事業に位置付けて推進することを強調した。

 西村経産相は、海外半導体関連のトップ企業と研究機関にラピダスへの協力、連携を要請し、ラピダスに出資する国内企業8社、道知事と意見交換したことを説明。半導体研究機関のアイメック(ベルギー)が、高技術のEUV(極端紫外線)など生産プロセスを向上するための連携に向けて年明けからラピダスの社員を受け入れることや、ラピダスや研究機関のLSTC(最先端半導体技術センター)のサポート拠点を東京と道内に設立する方向で検討している、とした。

 さらに半導体製造装置メーカーのラムリサーチ社(米国)がラピダスの支援拠点を道内に設立し、日本のサプライヤーとの連携を強化することを明かした。西村氏は「2025年のパイロットライン稼働、27年量産の計画に沿って、必要な装置を導入していかなければならない。ラピダスの進捗(しんちょく)に合わせてそれぞれしっかり即応体制をつくってくれる」と期待感を表した。

 合わせて「製造ラインを動かし、サポート、メンテナンスする人材の確保、育成が重要」とも述べ、ラピダスの工場稼働に向けた喫緊の課題などを改めて強調。道、千歳市、国内外の半導体関連企業、関連の地元企業が次世代半導体プロジェクトの成功に向けて総力を結集するため「経産省として必要な支援を着実に実施していく」と力を込めた。

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