8月平均気温は過去最高 東胆振の全6観測地点

 本道上空が暖かい空気に覆われ、記録的な暑さが続いた8月、東胆振地域は、全6観測地点で月平均気温が観測史上最高となった。各地で最も高い最低気温も観測され、「熱中症警戒アラート」が2021年4月の運用開始以来、初めて同地域に発表された。最高気温25度以上の「夏日」の最多日数も軒並み更新した。

 気象庁によると、同月の平均気温は厚真町とむかわ町鵡川で25・2度(平年値は厚真20・5度、鵡川20・3度)、むかわ町穂別24・9度(同20・4度)、苫小牧市24・5度(同20・4度)、白老町白老24・2度(同20度)、白老町森野23・7度(同19・5度)だった。

 鵡川と穂別は1994年以来、苫小牧と白老、厚真は99年以来、森野は2010年以来の記録更新となった。

 「最も高い日最低気温」は10日に鵡川(25・2度)と厚真(24・8度)で、25日に穂別(23・7度)、26日に苫小牧(26度)と白老(25・8度)、森野(24・3度)で記録。

 最低気温が25度以上の「熱帯夜」は苫小牧で2日間、白老、鵡川で各1日初めて観測された。

 日本気象協会北海道支社によると、最高気温が25度を超えた「夏日数」(30度超えの真夏日含む)も厚真と鵡川、穂別で29日間、苫小牧は26日間、白老25日間と史上最多。森野も最多タイの24日間だった。

 室蘭地方気象台は気温上昇の要因として、太平洋高気圧の張り出しで本道上空に暖気が常に流れ込み、晴れの日が多かった点を指摘。海面水温が平年より5度前後高く、夜でも気温が下がりにくかった点も強調する。

 9月も南から暖かい空気が流れ込み、東胆振の気温は平年より高めに推移する見通しで「向こう1週間は最高気温が25度を超える暖かい日が続く」とみている。

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