鈴木直道知事は3日、札幌市内で開いた政経セミナー(政治資金パーティー)で、国家プロジェクトとして次世代半導体の量産化を目指すラピダス(東京)が1日に千歳市内で工場建設に着手したことについて触れ、「ラピダス単体だけではなく、国内外の装置メーカーやさまざまな企業が北海道進出に大変大きな関心を寄せている」と述べ、国際連携の取り組みとして道内への関連産業集積につながることを強調した。
千歳での起工式には、国内外の有力半導体企業の代表が集結。世界的な半導体研究開発機関であるベルギーの「imec(アイメック)」について知事は「直接CEOと話したが、今後、北海道の進出意向を明確に語っていた」と説明。「アイメックが来れば、北海道に拠点ができる。製造だけではなく、研究そして人材の育成がさらに加速していく」と述べた。
さらに知事は半導体製造装置大手の米ラムリサーチも「北海道に拠点設立を予定しているとの発言があった」としたほか、国内勢も半導体製造装置で世界トップクラスのシェアを持つ東京エレクトロンなどが北海道進出に大きな関心を寄せていることを指摘。「皆さんが異口同音に言っていたのは、一緒にこのプロジェクトを成功させましょうということ」と述べ、国際連携の取り組みになることを強調した。「アメリカと日本、ヨーロッパで、この次世代半導体をしっかり安定して開発、製造していく。そしてさらに新しいものを開発していく。その拠点を北海道で実現したい」と力を込めた。
4月の知事選で再選を果たした鈴木氏の政治資金パーティーの開催は2期目では初めてで、後援組織の活力あふれる北海道の未来を実現する会(似鳥昭雄会長)が主催。自民党道連の中村裕之会長、公明党道本部の稲津久代表、新党大地の鈴木宗男代表らが出席し、知事にエールを送った。
















