千歳アイヌ協会(中村吉雄会長)は3日、サケの遡上(そじょう)を神に感謝するアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」を千歳市蘭越の長沼用水路取出口で行った。一般公開は4年ぶり。
儀式には横田隆一千歳市長や苫小牧アイヌ協会の作田悟会長ら来賓と関係者が参列した。
儀式に先立ち、同協会員の小山田貴浩さん(31)が千歳川につながる水路で丸木舟に乗り、木の柄にかぎの付いた伝統漁具「マレク」でサケを仕留めた。サケは儀式を行う川岸に運ばれ「アペフチカムイ(火の神)」に供えられた。
祭司を務める中村会長はアイヌ語で神にサケの遡上を感謝し、豊漁と漁の無事を祈りながら先祖供養を厳かに営んだ。
儀式の後、参列者はアイヌの伝統料理に舌鼓。千歳アイヌ文化伝承保存会と苫小牧アイヌ文化保存会が古式舞踊を披露した。
















