第52回全道少年軟式野球大会(7月28日~8月2日、札幌市)で、苫小牧市の飛翔スワローズがベスト8入り。続く第45回全日本都市対抗少年野球スポーツデポ淡路島大会(8月12~14日、兵庫県立淡路佐野運動公園第1野球場など)でも2回戦に進出した。チームは結成から初めての全国級大会を経験、5年生中心の若いチームを6年生がけん引し、チーム力の大きな底上げになった。
今季の飛翔は6年生3人、5年生10人、4年生以下4人の若いチーム。5月の市内大会で3位に入り、全道少年の出場権を獲得。25チームが出場した大会では、準々決勝で本通クラブ(函館)にサヨナラ負けしたが、2回戦の美唄キングフェニックス(南空知)には6―4、1回戦の旭ベースボールクラブ(網走)には17―2で快勝した。向井拡充監督は「5年前のこの大会では初戦でサヨナラ負け。今回は若いチームがよく打った」と手応えをつかんだ。
昨年秋、70チームが出場して行われたU―11全道大会。飛翔は予選ラウンドとファイナルラウンドを戦って3位に入り、全日本都市対抗少年野球スポーツデポ淡路島大会への切符を得た。西日本を中心に46チームがトーナメント戦で頂点を目指した。
初戦の岸本八郷スポーツ少年団(鳥取)に4―0の完封勝ち。2回戦で今福吹上・砂山合同(和歌山)に負けたが、「単独では初の全国レベルの大会。不安ばかりだったが、暑さを乗り越えていい経験ができた。ピッチャーなどの戦力、集中力の維持などの課題も確認できた」(向井監督)とチームの成長に目を細めている。
【全道少年】
▽準々決勝
飛翔スワローズ
103001 ―5
300102x―6
本通クラブ
(飛)山田、西田―西田、日下
(本)山崎、池田―広瀬
🉁山口(飛)池田(本)
🉂山崎、道下(本)
▽2回戦
美唄キングフェニックス
00004―4
4020X―6
飛翔スワローズ
(五回時間切れ)
(美)置田、松田―山崎
(飛)山田、西田―西田、日下
🉁置田(美)泉、佐藤柊(飛)
🉂渋木2、山口(飛)
▽1回戦
飛翔スワローズ
35243―17
20000―2
旭ベースボールクラブ
(五回コールド)
(飛)山田、佐藤柊―西田
(旭)鹿野、小池、長屋―小池、泊、小池
🉁佐藤柊、関沢、渋木(飛)斉藤(旭)
🉂浜口2、泉2、西田、山田(飛)三浦(旭)
【全日本都市対抗少年野球淡路島】
▽2回戦
今福吹上・砂山合同
50002―7
10101―3
飛翔スワローズ
(五回時間切れ)
(今)細井、田中、橋本―吉松
(飛)佐藤柊、山田、西田―西田、日下
🉂渋木、日下(飛)
▽1回戦
飛翔スワローズ
010102―4
000000―0
岸本八郷スポーツ少年団
(飛)山田、西田―西田、日下
(岸)田中―仲田
🉁佐藤柊(飛)
🉂日下(飛)














