半導体関連企業に意向調査 苫東地域への進出に期待 市議会定例会

半導体関連企業に意向調査 苫東地域への進出に期待 市議会定例会

 苫小牧市は8日、次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出を受け、半導体関連企業が苫小牧東部地域(苫東地域)への進出を検討しているかを把握するため、意向調査を実施する方針を明らかにした。対象企業や時期など詳細は未定だが、小名智明産業経済部長は「(調査は)必要と認識している。しかるべきタイミングで展開したい」と述べた。

 市議会定例会の一般質問で、牧田俊之氏(改革フォーラム)に答弁した。

 苫東地域はラピダス建設地に近く、アクセスの良さや企業を受け入れる広大な用地がある。8月には半導体関連産業テクノフレックス(東京)が進出を表明するなど、今後も関連産業の集積が期待されており、市としても積極的に動く構えだ。小名部長は「いくつかの企業が苫東地区に関心を持ち、問い合わせや現地視察を受け入れていると苫東から伺っている」と苫東地域への活発な引き合いに期待を寄せた。

 市は今定例会に提案している2023年度一般会計補正予算案に、次世代半導体関連企業PR事業費110万円を盛り込んだ。苫東地域に関連産業を誘致するため、道内外の企業に利便性の高さなどの魅力を紹介する予定で、意向調査はその後に展開するとみられる。

 半導体関連産業が進出すれば、人口の増加や経済の活性化が期待される一方、周辺環境の整備など課題も多いため、市は東胆振4町や千歳市、恵庭市など周辺自治体と連携を深めて取り組む方針。市港湾・企業振興課は「PRも周辺地域で共有し、広域で企業誘致や居住を推進したい」としている。

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