原油・原材料価格高騰 96%の企業に影響 約半数が価格転嫁進まず 道議会・経済委

原油・原材料価格高騰 96%の企業に影響 約半数が価格転嫁進まず 道議会・経済委

 道は11日の道議会経済委員会(菅原和忠委員長)で、今年7~9月期における道内企業の原油・原材料価格高騰の影響調査結果(中間取りまとめ)を公表した。原油・原材料価格高騰の経営への影響に関しては、96・1%の企業が「影響がある」と回答。業種別では製造業(100%)が最も高く、サービス業(88・3%)が最も低くなっている。

 影響があると回答した内訳は、「大いに影響がある」が43・2%で最多。「影響がある」が31・3%、「多少影響がある」が21・6%だった。

 経営に影響を与えている品目(複数回答)では、「燃料(重油・灯油・ガソリン等)」が93・4%で最多。これに「石油製品」が40・5%、「鉄鋼」が24・9%で続いた。

 価格転嫁の状況については、54・6%の企業が「価格転嫁が進んでいない」と回答。特に運輸業(68・9%)とサービス業(61・1%)は6割を超えている。

 経営への影響緩和対策(複数回答)では、「さらに製品(商品)価格に転嫁」が44・9%でトップ。以下、「原油・原材料を節約」が39・7%、「原油・原材料以外の経費節減」が35・1%の順。

 一方、電気料金については、83・5%の企業が「増加した」(1年前の6月と今年6月の比較)と回答。増加率は「10%増加」が21・3%で最多だった。

 電気料金上昇対策(複数回答)としては、「節電」が70・8%で最多。これに「電気料金以外のコスト削減」と「生産性の向上・業務の効率化」(ともに23・9%)が続いた。

 調査は7月24日~10月6日の期間で実施しており、8月4日までの回答を「中間取りまとめ」として発表した。道内企業380社が回答した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る