4年ぶり、白熱の試合展開 シニアサッカー

苫小牧、神奈川チームのメンバー=9日、日本製紙勇払工場サッカー場

 苫小牧市の日本製紙勇払工場サッカー場で9日、苫小牧市と神奈川県庁チームのシニアサッカーの交流大会が行われ、参加者が天然芝で競技に汗を流した。神奈川チームには現役時代に日本代表歴のある奥寺康彦さん(71)、森正明さん(62)も参加し、交流を盛り上げた。 

 交流大会には50歳以上36人が参加。2007年から始めた交流イベントで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて4年ぶりの開催となった。

 生涯スポーツとして楽しく―をモットーに、真剣勝負で白熱した試合を展開。20分4本の試合を消化し、5―3で苫小牧チームが勝利を収めた。

 奥寺さんは1970~80年代にドイツのケルンなどで活躍、ブンデスリーガー優勝も経験。森さんも日本代表歴があり、Jリーグのベルマーレ平塚のコーチなどを務めていた。

 神奈川チーム代表の福島温さん(59)は「気候も涼しく、天然芝でのプレーができてうれしい。苫小牧の方と交流を深めることができて良かった」と目を細めた。

 苫小牧シニア50の監督兼選手を務める小林英樹さん(56)は「負けず嫌いの選手が多く、遊びでも勝負には真剣で熱いプレーが多かった。今月は全道大会を控えているので、神奈川チームのおかげもあって良い試合を消化することができた」と笑顔で話した。

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