397億円の補正を提案 定例道議会が開会

397億円の補正を提案 定例道議会が開会

 第3回定例道議会が12日、開会した。本会議で会期を10月6日までの25日間と決めた後、鈴木直道知事が総額397億円の2023年度補正予算案を含む議案20件を提案。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴う影響への確実な対応を国に求める意見書案を、共産を除く5会派の賛成多数で可決した。

 補正は、一般会計が395億6300万円で、特別会計が1億7400万円。これにより今年度の一般会計は総額3兆1912億円となる。

 主な補正では、中国の日本産水産物の全面輸入停止措置への対応として、道産水産物緊急消費喚起事業費に8800万円を計上。深刻な人手不足に加え、電気料金高騰の影響を受ける宿泊事業者の負担軽減を図るため、省力化・省エネルギー化の設備導入支援に12億8000万円を盛った。

 初日の本会議では知事が提出議案を説明。可決した意見書では▽中国輸入停止措置に起因する漁業者・流通・加工業をはじめとする水産業関係者の損失の全てに対し、概算による賠償金の支払いを行うことなども含め、国が全責任を持って速やか、かつ確実に対応すること▽風評被害が認められるあらゆる産業について、国が全責任を持ってその把握に努めるとともに、効果的な支援措置を講ずること―など4項目を国に求める。

 定例会は18日まで休会。19日から代表質問に入り、20日まで続行。22~27日に延べ4日間にわたり一般質問を実施する。397億円の補正予算案を審議する予算特別委員会は29日~10月4日の延べ4日間にわたり質疑を行う。

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