与党「要所で安定」 野党「目新しさない」 内閣改造 市内政党関係者の受け止め

与党「要所で安定」 野党「目新しさない」
内閣改造 市内政党関係者の受け止め

 第2次岸田再改造内閣が13日に発足し、苫小牧市内の政党関係者はそれぞれの立場で受け止める。与党は女性の登用や刷新感を評価し、野党は「変化はない」などと反発を強めている。

 自民党道9区支部幹事長代行の板谷良久道議は「新入閣者が11人で、女性も5人と多い。サプライズは少ないかもしれないが、要所で安定している」と分析。次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出や脱炭素の取り組みなど、国とさらなる連携が必要な中、西村康稔経産相や自民党の萩生田光一政調会長の留任に「苫小牧周辺にとって良いこと」と強調。改造内閣に「内政や外交で力を発揮してほしい」と期待する。

 公明党日胆総支部連合会長の中村守道議も、女性活躍を推進する同党の立場で「女性が過去最多に並ぶ5人入閣したことは素晴らしい」と喜ぶ。顔触れについても「11人が初入閣し新鮮さがある一方、仕事ができる方が多く入った印象」と話す。ウクライナ情勢や福島第1原発の処理水海洋放出問題で、外交を取り巻く環境が厳しさを増す中、上川陽子新外相に「調和の取れた外交を期待したい」とエールを送る。

 一方、立憲民主党道9区総支部代表代行の沖田清志道議は「刷新感を出したつもりだろうが、主要なポストは変化がない」と指摘する。岸田首相が「強固な実行力を持った閣僚」と説明したことに対し、「今まで実行力がなかったのか。いつも課題解決がなされないうちに変える。何のための改造か」と厳しく批判。物価高騰対策や東電処理水による風評被害解消など「しっかり国民に目を向けた政権運営を」と訴える。

 共産党苫小牧地区委員会の西敏彦委員長も「下がり続ける支持率を気にし、女性を増やした改造で精いっぱい。目新しさもなく、期待は持てない」と話す。岸田政権を「国民目線ではない」と切り捨て「変化はないまま、強権的な政治を強めていきそう」と懸念する。自民党役員人事についても「マイナ保険証やインボイス(適格請求書)制度を推進してきた人たち。今後も政治の内容は変わらないだろう」と見通す。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る