第２０回全国中学生弓道大会・ＪＯＣジュニアオリンピックカップ（８月１９～２０日、東京都）女子団体で、苫小牧中学選抜が５位に入賞した。緊張と暑さの難しいコンディションの中、団体戦では苫小牧勢初の入賞を勝ち取った。

　大会には全国都道府県の代表４４チームが出場。苫小牧選抜は松田菓鈴（沼ノ端３年）土屋ひまわり（明野３年）、木村姫彩（啓明２年）、高橋月（苫東３年）の布陣。

　予選は１人４本で３人が２回立ち（２４本）、総的中ベスト１６が決勝トーナメントへ。苫小牧は目標の１０中をクリアする１１中の５位と力を発揮、初めて同大会で予選を突破した。

　続く決勝トーナメント１回戦は３―２（１２本中）で久留米三潴（福岡）に勝利。準々決勝は里庄（岡山）に３―４で敗れたが、互いにメンバーが不調選手をカバーし合って、全国５位入賞の好成績で中学最後の団体戦を締めくくった。

　高橋学総監督、神田さゆり監督は「チーム一丸となって大会に臨めた。結果もついてきたし、メンバ―も団体戦の楽しさを実感できた大会になった」と笑み。松田主将も「チーム全員が協力して出た結果なので、うれしいです」と話している。