回転ずし大手「くら寿司」(本社大阪府堺市)は13日、苫小牧美園小学校(中島勉校長)でSDGs(持続可能な開発目標)に関する出張授業を行った。4年生約70人が、市場にほとんど出回らず、あまり食べられていない「低利用魚」や食品ロスなどに理解を深めた。
同社は「回転ずしを通じた教育支援」を目指し、SDGsについて学び考える授業プログラムを開発。2022年4月から全国各地の学校で出前授業を実施している。今回は美園小から依頼があり、同社新店舗(市柳町)の14日オープンに合わせて実施した。
児童たちは同社の社員から、漁師の成り手不足や海に生息する魚の数の減少によって、近い将来、魚が食べられなくなる可能性があることを学んだ。同社がすしネタなどとして低利用魚を積極的に活用している説明も受け、よく食べられている魚か、低利用魚かを当てるクイズに挑んだ。
レーンから流れてくるすしの模型を使い、食品ロスについて考えるゲームにも挑戦。その後、低利用魚の活用や食品ロスに対する意見を発表し、課題解決の方法や身近で取り組めることはないか、真剣に考えていた。
樋渡智明君(9)は「低利用魚という言葉を初めて知った。自分が食べられる量だけ用意するようにして、家族にも食品ロスについて伝えたい」と話した。
















