秋の彼岸入りを迎えた20日、爽やかな風が吹く穏やかな天気の中、苫小牧市内の霊園でも親族らが墓前に花を手向け、静かに手を合わせる姿が広がった。
市内高丘の高丘第二霊園には朝から、花や果物などの供え物、水おけなどを手にした家族連れらが続々と来園。墓石をタオルで拭いたり、周囲の雑草を抜き取ったりして丹念に清掃した後、線香をあげ、故人をしのんでいた。
市内川沿町の鈴木桂子さん(70)は30年以上前に亡くなった父の墓参りに、夫の礼二郎さん(70)と訪れた。今回、来られなかった母(96)が庭で育てたホオズキと父が好きだったコーヒーを供え、線香もコーヒーの香りがするものを選んだ。桂子さんは「健康で長く(お墓に)来られるように見守っていてね」と手を合わせた。
















