東京商工リサーチ北海道支社は、道内企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、DXに取り組んでいる企業は37・3%。企業の規模別では大企業(資本金1億円以上)が68・2%と7割近くに上っているのに対し、中小企業(同1億円未満)は34・3%にとどまった。「取り組んでいないが、必要性を感じている」は38・8%。「取り組む予定はない」と回答したのは23・9%だった。
「取り組んでいる」と「取り組んでいないが、必要と感じている」と回答した企業のDXに期待する効果(複数回答)については、「業務効率化による生産性の向上」が71%で最多。これに「業務時間削減」(65%)、「人手不足の解消」(55・7%)が続いた。効率化や従業員の労働負荷の低減を目的に、DXに取り組む企業が多い。
経済産業省ではDXの定義を「データやデジタル技術を使って、顧客目線で新たな価値を創出していくこと」としているが、「売り上げ・利益の拡大」は29・5%、「新規顧客の開拓」と回答した企業は10・9%にとどまっている。
DXに取り組むに当たり、支援機関の活用状況に関しては、15・8%が「支援機関を活用した(活用している)」と回答。「現在は活用していないが、活用を検討している」(34・8%)を合わせると、5割を超える50・6%の企業が活用に言及した。どのような支援機関を活用しているか(複数回答)は、「金融機関」が48・1%で最多。これに「公認会計士・税理士」(35・8%)が続いた。
今年度のDX投資の予算に関しては、「100万円未満」が23・8%で最多。以下「100万円以上500万円未満」(20・8%)、「500万円以上1000万円未満」(8・3%)の順だった。
調査は8月1~9日に、インターネットで実施。道内企業252社から有効回答を得た。
















