苫小牧市美術博物館の特別展「出光美術館近代美術名品選―四季が彩る美の世界」が23日、開幕した。出光美術館(東京)の所蔵品の中から明治~昭和の日本画や工芸品などを61点選び、前期と後期に分けて展示。オープニングセレモニーには92人が出席し、貴重な作品をじっくり見て回った。
出光興産北海道製油所操業50周年、市美術博物館開館10周年を記念した特別展。10月22日までが前期、同月24日から11月19日までが後期で、前期は文人画家富岡鉄斎の6曲1双のびょうぶ「放牛桃林図・太平有象図」をはじめ、陶芸家として初の文化勲章を受章した板谷波山の花瓶や図集、洋画家小杉放菴の油彩画など約40点を展示している。
式典には出光興産の丹生谷晋副社長らも出席し、テープカット。岩倉博文市長が「学生をはじめ多くの人に本物に触れてほしい」とあいさつした後、担当学芸員の案内で作品を鑑賞した。
来賓として出席した総合物流企業山九の専務青木信之さん(65)は、出光興産のタンカー「日章丸」の船長室に飾られたという小杉放菴の油彩画「天のうづめの命」が印象的だったと言い、家族で訪れた千歳市の小学5年の佐藤勇斗君(11)は「花瓶がきれいだった」と語った。
観覧無料。期間中の土日祝日は出光美術館の関連グッズを販売している。午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。
















