苫小牧西高校(天野慎也校長)は22日、防災の要素を取り入れて災害を考える授業「防災学校」を校内で開いた。1年生160人が、心肺蘇生法の方法や自動体外式除細動器(AED)の扱い方を学んだ。
同校は昨年度から、1年生が心肺蘇生法の習得、2年生が備蓄用アルファ化米を使った調理実習、3年生が市危機管理室の協力を仰いだ避難所運営ゲーム体験と、学年ごとに違う内容で防災学校を実施している。
同日は、陸上自衛隊の東千歳駐屯地第7後方支援連隊衛生隊で、看護師や救命救急士などの資格を持つ9人が講師として来校し、目の前で人が倒れた時に行うべき応急処置を指導した。
隊員は「心肺停止から1分以内に救命処置を実施したら95%の確率で助かる」と説明し、生徒たちは順番に呼吸の確認、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使用など処置の手順を学んだ。練習用マネキンを使った心臓マッサージの実技では「1分間に100~120回のテンポ」「手のひらの付け根辺りで強く押す」といった指示を受けていた。
竹内獅延(しえん)さん(15)はAEDについて「機械でやり方を説明してくれたから、すぐできた」と言い、下川部惺心(せな)さん(15)は「心臓マッサージは結構力が必要だった。実際に人に(心臓マッサージを)するとなると怖いが、今回学んで勉強になった」と話していた。
















