旭川市出身の作家三浦綾子の小説が原作の映画2作品が10月8日、苫小牧市民会館小ホールで上映される。市民らでつくる「良い映画を観る会」が企画。いずれも現役の女性監督では国内最高齢の山田火砂子監督(91)がメガホンを取り、男性優位の時代を力強く生き抜いた女性を主人公とした作品だ。
2作品は「母―小林多喜二の母の物語」(午前10時半~)と「われ弱ければ矢嶋楫子(かじこ)伝」(午後2時~)。
「母―」はプロレタリア作家で治安維持法下、危険分子と見なされて特高警察から拷問を受け、獄中死した小林多喜二の母セキの半生を描いた。国家権力に息子を奪われた悲しみを抱えながら、亡き息子を信じ続けた愛情深い母をベテラン俳優寺島しのぶが演じる。
「われ弱ければ―」は幕末に生まれ、明治、大正時代の女性教育に力を注いだ教育者、矢嶋楫子(かじこ)が主人公。一夫一婦制や婦人参政権、禁酒、廃娼運動に取り組んだほか、アメリカの軍縮会議で世界平和を訴えるなど、信念を貫いた人生を描く。主演は常盤貴子。
入場券は1作品に付き1500円(前売り券1200円)。開場は各回30分前。前売り券の予約、問い合わせは日本キリスト教会苫小牧教会の丸さん 電話0144(32)4509。
















