苫小牧市は28日の定例記者会見で、市のPRに役立てようと一般公募して市民投票を行っていたロゴマークを発表した。道内外147人が寄せた作品246点から、山口県長門市のグラフィックデザイナー山下剛さん(56)のデザインを採用。岩倉博文市長は「いろいろな意味が込められており、ロゴマークとしてよくできている」と評価した。
山下さんの作品は、国内のみならずインバウンド(訪日客)にもアピールしようと、苫小牧をアルファベット表記。「TOMA」で改行することで、「O」「M」「A」が縦に並ぶ視覚的な面白さがポイントだ。ウトナイ湖の野鳥や樽前山のシルエットに街並みを配置し、自然と街の一体感を表現した。
ロゴマーク作成は、市制施行75周年記念事業の一環だが、市民にずっと愛されるマークとして活用する考え。7月10日~8月10日に一般公募し、集まった作品246点から3点に絞った上、今月11~18日に市民投票を行っていた。投票総数2034票のうち、山下さんの作品は1181票、得票率58%を占めた。船や煙突など苫小牧の特徴が、前面に出ていたことなどが評価されたようだ。
ロゴマークは今後、市民や企業が営利を問わず使用できるようにする。法令や公序良俗に反する恐れがある場合は使わせない。使用開始時期は10月末からの予定で、詳細は市ホームページで周知する。岩倉市長は「市民や団体、企業に使用してもらい、一日も早く定着してほしい」と期待を寄せた。
















