北海道大学ワイン教育研究センターの開所式が28日、札幌市北区の同大構内で行われた。ワインを核とした北海道ブランドの向上と食文化の創造を目指す「北海道ワインバレー」構想の実現に向け、人材育成と研究の拠点が始動した。センター長の曾根輝雄大学院農学研究院教授は「大学の強みを生かし、道内のワイン産業を全面的に支援したい」と話した。
北大(旧札幌農学校)最古の歴史的建造物である旧昆虫学及(および)養蚕学教室と旧昆虫標本室を、3億円を投じ研究室、貯蔵施設に改修した。
同大の寶金清博総長は「産学官が力を合わせ、ワイン産業の研究拠点として北海道ワインバレーの要となる施設にしたい」と決意を述べた。鈴木直道知事は「北海道は海外からも注目される産地。栽培の課題解決、人材育成支援の拠点に」と期待を寄せた。
同センターでは土壌、微生物学などワイン製造に関する高度専門教育に取り組むほか、市民が道産ワインを気軽に楽しめるカフェも併設する予定。講義やテイスティング、コンサートもでき、観光客が訪れる場所にしたいとしている。
















