社会人野球の第９回北海道地区クラブ選手権大会（９月２日まで岩見沢市など）でＷＥＥＤしらおいが優勝、３０日から室蘭市で開かれる第５回ＪＡＢＡ北海道・東北地区クラブ交流大会の出場権を得た。

　選手権大会には１４チームが出場、試合は７イニング制。ＷＥＥＤは初戦の東北海道サンライズを３―２で下すと、２回戦の小樽野球協会を４―０、準決勝の北海ブルーウェーブに１２―２と圧勝。決勝は札幌ブルーインズに３―２と競り勝った。

　決勝は初回、１死一、二塁から伊東の左前打で先制。四回は２死二、三塁から佐々木の二塁打で２点を挙げ、終盤の札幌ブルーインズの追い上げをかわした。

　また、２回戦の小樽野球協会は、先発太田が６回までノーヒットノーランの好投を見せて、チーム優勝に弾みをつけた。　

　社新吾監督は「今季は全日本につながるクラブ選手権道予選で結果が出なかったが、調子は悪くなかった。今回もいい感じで勝てたし、３０日からのＪＡＢＡ北海道・東北地区交流でも優勝したい」と話している。

　第５回ＪＡＢＡ北海道・東北地区クラブ交流大会にはウイン北広島、オール江刺（岩手）、北海ブルーウェーブ、弘前アレッズ（青森）、札幌ブルーインズを含む６チームが出場、ＷＥＥＤはウイン北広島―オール江刺の勝者と対戦する。
　▽決勝
ＷＥＥＤしらおい
１００２０００―３
０００００１１――２
札幌ブルーインズ
（Ｗ）太田、井出―吉田、鷹架
（札）今井、宮崎―斎藤
🉁東海林（札）
🉂佐々木（Ｗ）