全道大会奮闘に手応え 沼ノ端ミニバスケットボール同好会

全道大会奮闘に手応え
沼ノ端ミニバスケットボール同好会
全道で奮闘した沼ノ端

 苫小牧市の男子ミニバスケットボールチームの沼ノ端ミニバスケットボール同好会がこのほど、全道大会の「サマーフェスティバルin北見大会」に出場した。3試合をこなして2勝1敗と奮闘、「自分たちのバスケは全道でも通用する」と確かな手応えをつかみ、練習にも熱が入っている。

 大会では西地区(北見)に84―36、本郷(札幌)に53―39と勝利。初戦の花園(帯広)には緊張からプレーに硬さが見られ、41―42と1点差で敗れたものの、指導する中村元輝ヘッドコーチは「気持ちの面で一番成長を感じた。全道レベルと戦えて選手らの自信にもなったのでは」と収穫を得た。 

 苫小牧地区大会の優勝チームとして参戦した全道。今季のチームはリバウンドが強い攻撃型。「全員で走れる強みがある。ディフェンス面に課題を感じたので強化に励みたい」と話した。

 チームを支えるのは丸山那央(ウトナイ小6年)、矢野柳晴(同)、近江谷環(同)、大澤時遥(同)の4人。最高学年として中核を担う。

 主将の丸山は攻守で活躍するオールラウンダー。足を生かしたドライブを武器に得点を量産する。「全道レベルにも負けずに戦えた。礼儀正しいチームづくりを目指したい」と話した。矢野はゲームメークとミドルシュートが武器。「初戦は緊張が大きく思うようなプレーができなかった。今後は視野を広げたパス出しの強化を図りたい」と語った。

 近江谷は体力とスピードを生かす。「全道レベルでもゴール下を守れたし、試合の流れを変えることができた」と笑顔。センターの大澤は160センチのパワー型で守備の要。「ゴール下の戦いと、リバウンドを拾って得点を決めることが自分の役割。他地区の選手に負けてない―と自信になった」と振り返った。

 貴重な全道レベルの試合をこなした沼ノ端。各選手が得た「自信」を力に変え「目標は全道制覇。見つけた課題を修正して今後も戦っていきたい」とチームは闘志を燃やしている。

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