高文連苫小牧支部演劇部会主催の演劇発表大会が28~29日、苫小牧市文化会館で開かれた。苫小牧西、東、南高校の演劇部員が熱演を繰り広げ、11月に帯広市で行われる全道大会の代表校には2年連続で南高校が選ばれた。
28日は各校がステージ上で60分程度の公演を実施。
部員11人の南高校は、高校の教室を舞台に、卒業式の前日が繰り返される「タイムループ」から抜け出す方法を生徒5人で考える岩野秀夫作の「卒業式の前日に前日が前日を」を好演した。
西高校は宮沢賢治の世界とつながった女子高生2人が友人の死の真相に迫る物語、東高校は不登校気味の女子高生が兄や「おネエ」と関わる中で立ち直っていくストーリーを演じた。
各校の公演が終わるたび会場は大きな拍手に包まれ、死んだ男子高校生役を演じた西高校3年山岸亮太さん(18)は「難しい役だったが、やりがいを感じ、楽しかった」と笑顔を見せた。
29日の合評会では、審査員から「優秀賞と優良賞の差を付けるのは難しく、3校とも優秀賞」といった高評価に加え、「台本に向き合うときは、なぜと不思議がれ」「舞台は全身表現」などと激励も相次いだ。
代表校に選ばれ、歓喜の涙を流していた南高校2年の宮崎佑愛部長は「選ばれると思わなかった。この台本で演技を続けられるのがうれしい。(全道に向け)ラストシーンをもっと練り、せりふ回しも練習する」と力を込めた。
















