日本教育公務員弘済会北海道支部はこのほど、白老萩野小学校にボッチャのセットを寄贈した。子どもたちの健康増進や体力向上を図るスポーツパック事業の一環で、同会の川上博参事ら2人が来校し、児童会役員の5年生3人に手渡した。
児童会代表委員の近藤未来さん(11)と田川奈々さん(10)にボッチャセットが手渡され、贈呈書を受け取った書記の長沼彩華さん(10)は「みんなと協力しながらスポーツを楽しみたい」と喜んだ。同校は、休み時間や体育の授業で活用していくという。
ボッチャは白いジャックボール(目標球)に赤・青それぞれ6球のボールを投げたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うスポーツ。パラリンピックの正式種目で、障害の有無や年齢を問わず誰でも楽しめる。山田耕一校長が「子どもたちが多様性について、楽しく学ぶきっかけにしたい」と同会に助成を申請していた。

















