臨時休校の基準に暑さ指数 苫小牧市教委マニュアル改訂

臨時休校の基準に暑さ指数 苫小牧市教委マニュアル改訂

 苫小牧市教育委員会は「学校防災マニュアル」を一部改訂し、臨時休業基準に熱中症警戒アラートや気温、湿度などから算出する「暑さ指数」を追加した。合わせて熱中症の予防や応急処置についてまとめた「市立小・中学校熱中症対策ガイドライン」を新たに策定し、市内の全36小中学校と義務教育学校に通知した。

 今回、学校防災マニュアルに臨時休業の基準として追加されたのは前日または当日に熱中症警戒アラートが発表され、暑さ指数が31を超えることが予想される(あるいは超えた)場合の対応。

 前日午後7時までに翌日の熱中症警戒アラートが発表され、暑さ指数予測値が31以上の場合は校長が臨時休業を判断する。

 当日に熱中症警戒アラートが発表された際も、暑さ指数が31を超え安全確保が難しいと判断された場合は校長による臨時休業措置または下校時間の繰り上げなどの対応を取る。

 従来のマニュアルは、暴風警報や大雨警報などを臨時休業基準としていた。

 一方、熱中症対策ガイドラインには暑さ指数の警戒度別の注意事項や学校対応を明記した表、熱中症の症状、発症時の救急処置の対応などを掲載。熱中症の予防策については帽子の着用や適切な水分補給、運動前の体調チェック、運動中の健康観察の実施などを求めている。

 市教委によると、胆振管内では今年、熱中症警戒アラートが8月22~26日に4回発表された。市内の暑さ指数は28が最高で、今回追加した基準を満たす日はなかったが、来年以降の猛暑に備えて迅速かつ適切な対応を取るため統一基準を設けた。

 いずれも9月28日付で各校に通知。市教委は「児童生徒の健康と安全を守るため、各校には有効活用してほしい」としている。

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