9月26日から航空自衛隊千歳基地を拠点に行われていた日米共同訓練が4日、終了した。苫小牧市の岩倉博文市長は同日記者会見を開き、「米軍関係者が帰還するまで、引き続き万全の体制を維持していく」と述べた。
在日米軍の再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転で2年ぶり12回目。中規模の「タイプ2」で、米軍側は第35戦闘航空団(青森県三沢基地)のF16戦闘機12機と第18航空団(沖縄県嘉手納基地)の早期警戒管制機E3G1機の人員計約220人、空自は第2航空団(千歳)のF15戦闘機が8機参加し、積丹半島西方などで模擬戦闘を繰り広げた。
4日までの訓練期間中、訓練は19回実施され、市の騒音測定の結果(速報値)、騒音最大値は米軍機で9月26日午後の離陸時、沼ノ端局でパチンコ店内並みの91・2デシベル。自衛隊機は2日午前の離陸時、同局でゲームセンター内並みの86・1デシベルを記録した。市は95デシベルを超えた場合、道防衛局などに申し入れを行うとしていた。
市内で事件や事故はなく、市民から苦情や問い合わせはなかった。一方、9月28日に千歳市内で訓練に参加していた米軍人が、民間人の車両に侵入した事案が発生し、市も規律と綱紀粛正の徹底を申し入れた。今回の事案について、岩倉市長は「大変遺憾なこと。詳細な報告を待ちたい」と述べた。
米軍の撤退は順次行われ、今週中に帰還が完了する見通し。
















