2023とまみん杯クラブ対抗ゴルフ大会が5日、苫小牧市植苗の北海道リバーヒルゴルフ倶楽部で行われた。悪天候の中、団体戦は千歳空港カントリークラブ(鈴木秀成、曽根康成、西谷明訓、西村卓朗、宮﨑真樹、田口輝彦)が上位5人のスコア398で2年ぶり17度目の優勝。412のニドムクラシックコースが2位、413の平取カントリー倶楽部が3位と続いた。
18ホール(パー72)のスコアで競った個人の部は、1オーバー73で回った千歳空港の鈴木がベストグロスを獲得。76で若狹雄二(リバーヒル)が2位、昨年ベストグロスだった合掌一貴(早来)が3位となった。
1985年から続き、今回が39度目となる歴史ある大会は東胆振、日高、千歳の14クラブがエントリーし、団体戦に13チーム、個人戦に81人が参加。表彰式では、大会主催の苫小牧民報社の宮本知治会長があいさつし、優勝チームをたたえながら、次年度の大会について、さらなる激戦を期待した。
―個人賞ベストグロス・鈴木 「アプローチしっかりできた」
開始直後から強い雨風にさらされる難しいコンディション。各チームがスコアを崩す中、千歳空港カントリークラブは2位に14打差をつけ、2年ぶり17度目の頂点に輝いた。チームのリーダー的存在、宮﨑は「出場メンバー一人一人がミスしても諦めず、目の前の一打に集中してプレーした結果、安定したスコアを出すことができた」と大会を振り返った。
島田裕之監督は「若手の選手が条件が良くない中でも一生懸命やってくれたし、実力以上のものを発揮してくれた」とたたえ「選手層が厚いので、メンバーで切磋琢磨(せっさたくま)してレベルアップしてもらい、来年も優勝したい」と連覇を見据える。
個人でもベストグロスを獲得した鈴木は、コンディションが良くない中でもスコアを落とさないよう、フェアオンでラウンドを展開することを意識。「アプローチをしっかりできたし、ボギーも三つに抑えられた」と好成績の要因を分析し「直近にはクラブチャンピオン大会もあるので、練習に励みたい」と気を引き締めた。
―とまみん杯クラブ対抗ゴルフ結果
【団体】 トータル
(1)千歳空港カントリークラブ 398
アウト イン 合計
鈴木 秀成 36 37 73
曽根 康成 40 39 79
西谷 明訓 41 39 80
西村 卓朗 40 40 80
宮﨑 真樹 41 45 86
(2)ニドムクラシックコース 412
(3)平取カントリー倶楽部 413
(4)早来カントリー倶楽部 414
(5)北海道ゴルフ倶楽部 415
【個人】 アウト イン 合計
(1)鈴木秀成(千歳空港) 36 37 73
(2)若狹雄二(リバー) 37 39 76
(3)合掌一貴(早来) 40 37 77
(4)熊谷直哉(ニドム) 40 38 78
(5)曽根康成(千歳空港) 40 39 79
※同スコアは規定




















