【アントワープ(ベルギー)時事】体操の世界選手権最終日は8日、ベルギーのアントワープで種目別決勝が行われ、男子鉄棒は橋本大輝(順大)が15・233点で初優勝した。団体総合、個人総合に続く今大会3個目の金メダル。日本勢の3冠は2015年大会の内村航平(男子団体総合、個人総合、種目別鉄棒)以来。千葉健太(セントラルスポーツ)は7位だった。
男子平行棒は初代表の杉本海誉斗(相好ク)が15・000点で銅メダルを獲得し、萱和磨(セントラルスポーツ)は4位。女子は、平均台で2021年大会覇者の芦川うらら(日体大)が5位だった。シモーン・バイルス(米国)が平均台とゆかを制し、今大会4冠で世界選手権の通算金メダルは23個となった。
第8日は7日、種目別決勝が行われ、男子ゆかは南一輝(エムズスポーツク)が14・666点で、2021年大会に続く銀メダルを手にした。個人総合で連覇を果たした橋本大輝(順大)は7位。東京五輪金のアルチョム・ドルゴピャト(イスラエル)が14・866点で優勝した。
女子跳馬の宮田笙子(順大)、男子あん馬の千葉健太(セントラルスポーツ)はともに6位だった。

















