苫小牧市内の小学3、4年生を対象とした職業体験イベント「とまこまいキッズタウン」が8日、北洋大学で開かれた。市の主催で児童約450人が参加。医療や建築、小売りなどさまざまな職種の体験ブースが並び、子どもたちは目を輝かせながら働く喜びを味わっていた。
仮想のまち「とまこまいキッズタウン」の中で、子どもたちが自由に職業を選択し、疑似通貨で支払われる給与で消費活動も楽しむ内容。今回は24社・団体が出展し大工や作業療法士、警察官、銀行員、飲食店員などの仕事に触れることができるブースが並んだ。
動物看護士のブースでは犬、猫の縫いぐるみを使い、安全に診療を行うための保定や傷の手当てなどを体験。薬剤師の調薬ブースでは菓子やジャムなどを薬に見立て、処方箋通りに混ぜ合わせた。子どもたちはプロの手ほどきを受けながら作業に打ち込み、手にした給与で雑貨を購入したり、射的、型抜きなどのゲームを楽しんだりした。
北光小4年の山元継未さん(10)は「興味があった薬剤師の仕事は時間がなくてできなかったけど、自動車整備の仕事が楽しくて新しい発見だった」と笑顔。将来は野球選手になりたいという、ウトナイ小4年の高田凌佑さん(9)は「消防士を体験した時、かついだボンベがとても重くて驚いた」と話した。
出展企業にとっても、将来を担う子どもたちが生き生きと働く姿が印象的だった様子。住宅メーカー、住まいのウチイケ苫小牧支店の工事主任池田征弥さん(31)は「2回来てくれた子どももいた。ものづくりの達成感を得ながら働いてくれておりうれしかった」と語った。
「キッズタウン」は苫小牧港開港50周年を記念した次世代育成事業として、2013年に飲料メーカーとの共催でスタート。コロナ禍の中止期間を経て、4年ぶりとなった今回は市の単独事業として行われた。
















