ワークショップで演劇魅力語る 「カラオケマン最後のロマンス」

ワークショップで演劇魅力語る 「カラオケマン最後のロマンス」
岡田さんと水谷さんの対談を聞く参加者

 俳優風間杜夫さんの一人芝居「カラオケマン最後のロマンス」苫小牧公演のワークショップが7日、苫小牧市文化会館会議室で開かれた。同作の脚本、演出を手掛けた市内出身の水谷龍二さん(71)とプロデューサーの岡田潔さん(77)が対談形式で演劇の面白さや魅力について話した。

 11月9日に同館で行われる公演に先立ち企画された事業で、市民ら28人が参加した。

 2人は、26年前から始まった「風間杜夫ひとり芝居シリーズ」企画のきっかけや全国、世界各国で公演したときのエピソードを紹介しながら、演劇の持つ力について力説。テレビや映画は引き立てたい人に焦点を当てるが、舞台は全体を見ることができ、「役者の力が試される。いい表現者を見ないと芝居の面白さに気付かない」と語った。

 参加者からの質問にも答え、「自然な演技をするにはどうすればよいか」と問われた岡田さんは「全力でやり切って」と語り掛けた。水谷さんは脚本の作り方について「芝居の面白さは9割が設定だと思うので、まずは設定から考える。どんどん書いて失敗し、いろんな人に見てもらうのがよい」と話した。

 登別明日中等教育学校3年の清水悠那さん(14)は「どうすればすてきな役者になれるか質問できた。日々の観察力など、日常生活でも演劇に生かせるところがあることが分かり、実践したい」と目を輝かせた。

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