今年創立100年を迎えた苫小牧工業高校(諸橋宏明校長)は14日、同校体育館で記念式典を行った。生徒や来賓、協賛会役員など約800人が出席。工業都市苫小牧をはじめ、道内のものづくり産業を支えてきた1世紀の節目を祝い、今後も「社会の変化に挑戦する人づくり」を軸に、さらなる技能者の人材育成に力を入れていくことを誓った。
諸橋校長は創立から今に至るまでの歴史を振り返り、「産業界の厚い期待を担い、全日制、定時制課程ともに発展してきた。母校の歴史や先輩が築いた信頼、地域との深い関わりを大事にし、苫工生としてのプライドを改めて心に刻んでほしい」とあいさつ。協賛会の田中稔会長は「100周年を迎え同窓生の1人として万感の思いがある」と話した。
生徒を代表し、3年の中村圭佑さん(18)は近年、新たな試みとして学校祭でeスポーツを行ったり、冬にイルミネーションを設置したりしていることを伝え、不確実性の時代の中「変化に柔軟に対応し、さまざまな課題を乗り越えていく」と話した。式では協賛会から同校へ目録が贈呈されたほか、シンボルデザインを作成した生徒や歴代校長らに感謝状が送られた。
100周年に合わせ、協賛会は記念誌の作成や同校敷地内の室内練習場のリフォーム工事、約20の部活動への補助事業にも取り組んでおり、午後からは記念碑「希望の丘」の除幕式、グランドホテルニュー王子で祝賀会を開く。
同校は、1923年4月に設置認可されて以来、これまでに2万8000人余りの卒業生を送り出してきた。
















