第75回苫小牧市民文化祭(実行委員会主催)の市民短歌大会と市民川柳大会が15日、それぞれ市内で開かれた。事前に募集した歌や句が披露されたり、参加者同士が感想を述べ合ったりしたほか、市長賞や教育長賞など各賞受賞者が発表された。
市民短歌大会は市文化会館で開催された。短歌愛好者32人と苫小牧啓明中の2年生122人が事前に投稿。歌会では32首を1首ずつ詠み上げ、参加者それぞれが「助詞を変えた方がいい」「秋の風景が目に浮かぶ」「一日の疲れがほぐれる温かい歌」などと解釈や感想を出し合った。
互選の結果、最高位の市長賞には北野りささんの作品「唐突に『今夜泊まっていけるか』と父に請われし入院前夜」が輝いた。2年前から短歌作りを始めた北野さんは「父親の複雑な気持ちを歌にした。評価してもらえうれしい」と語った。
市民川柳大会は市文化交流センターで実施。今年は「幸」「嘘(うそ)」「歩」の三つが事前課題として出され、市民ら19人から計169句の感性豊かな作品が寄せられた。会場では各題の上位作品が発表され、市長賞には前橋せつ子さんの「嘘のない日を重ねてる飯茶わん」が選ばれた。前橋さんは最高賞に驚きながらも「久々の賞」と喜んだ。
札幌川柳社の佐藤芳行会長の講演会も行われ、川柳を始めたきっかけや川柳作りのポイントを紹介。「川柳は脳を若返らせて健康寿命を延ばす人生戦略の一つ」と話した。
市長賞を除く各受賞者は次の通り(敬称略)。
短歌大会▽教育長賞 出口明彦▽実行委員長賞 桐渓淑子▽苫小牧民報社賞 大場忠雄▽苫小牧短歌クラブ賞 八田芳子▽ジュニアの部優秀賞 赤井叶望 古野莉子 南希望実
川柳大会▽教育長賞 福田正響▽実行委員長賞 坂本美地子▽苫小牧民報社賞 宮副恵美子▽文化交流センター賞 三隅雅游▽苫小牧川柳社賞 大杉ミツ子



















