苫小牧高等商業学校(猪瀨徹校長)は創立70周年を迎え、20日に記念式典を開催する。今年度は4月に制服をリニューアルしたほか、Wi―Fi導入と最新タブレットの設置も進めており、節目を機に一層の学習環境整備に力を注ぐ。
同校は1953年に苫小牧編物専門学校として創立され、70年に現在の校名に変更。社会で即戦力になる人材を育てるため、簿記や会計といった商業科目を中心に実践的なビジネス教育を行い、資格取得にも積極的に取り組んでいる。卒業生はこれまでに8000人余りに上る。
70周年の記念事業(実行委員会主催)はICT(情報通信技術)環境整備事業、新制服の制定事業、記念式典―の三つ。
昨年7月に外付けキーボード付きのウインドウズタブレット(10・4インチ)を45台導入し、今年3月にも25台を追加。2025年度までに1人1台の整備を完了する予定で、現在コンピュータ室に設置している。プログラミングや情報処理の授業で使用したり、情報処理部やイラストデザイン部の部員たちが活用したりしている。今年度はWi―Fiも設置した。
制服の変更は、同校が男女共学となった99年以来で、今年度の入学生から着用を開始した。生徒や保護者らに見た目や機能性に関するアンケートを取り、出された要望を基に見直した。
夏服のスカート・スラックスはクリーム色から灰色ベースに、冬服は収縮性があり型崩れしにくい素材に変えた。リボンも若草色から赤色ベースのストライプ柄にし、一回り大きくなった。
1年の吉田麗華さん(15)は「リボンが好きな色で、かわいい」と気に入っており、ICT整備についても「タブレットは取り外しもできて便利。ペンで絵や字も書けて使いやすい」と話す。
佐藤雄之介教頭は「卒業後すぐに社会に出て働く人が多いので、即対応できるようICT環境を整えた」と語り、今後も実践的な人づくりを進めていくという。
















