第76回秋季北海道高校野球大会は18日、札幌ドーム=札幌市=で開幕した。室蘭支部代表の駒大苫小牧は開幕戦で北星大付属を4―1で下し、来春のセンバツ甲子園出場に向けて好発進した。
▽1回戦
駒大苫小牧
000000301―4
000100000―1
北星大付属
(駒)大原、大槌、大原―小池
(北)石田、畠山、前田―若松
🉁大槌(駒)
🉂藍葉、本田(北)
駒大苫小牧は七回、下位打線から好機をつくり、3安打を集めて一気に逆転。投手陣も好投を見せしのいだ。
札幌第一
203001000―6
000005000―5
函大柏稜
(札)阿部、半田―高橋
(函)菊池―平田
🉁藤林(函)
🉂高橋、阿部(札)本間2、菊池、加藤(函)
北 照
0001100001 ―3
0000001102x―4
旭川実業
(延長十回タイブレーク)
(北)田中、高橋―福島
(旭)田中―黒木
🉁岸本、相田(旭)
🉂黒木、田中(旭)
―台湾出身・林、2打点の活躍
粘りの野球で初戦を突破した駒大苫。佐々木監督は「どこかで火が付いてくれると信じていた。よく持ちこたえた」とナインをたたえた。
投手陣が安定した投球で1失点に抑えるも、打線が不発のまま迎えた七回、支部予選から好調の下位打線が突破口を開いた。
6、7、8番と安打や送りバントを重ね1死二、三塁で9番茶木(2年)が中前への適時打で同点に。支部予選でスクイズを正確に決め、得点を重ねた茶木は「初球でスクイズが成功せず、ボールカウントが悪かったので直球を待って振った」とバント職人がスイングで味方を本塁に返した。
2打点の活躍を見せたのは1番の林(リン、1年)。九回、2死三塁で豪快なスイングを見せて適時打。「第1、2打席から修正して球を前の方で捉えるよう意識した。直球を狙ってフルスイングした」と目を細めた。
台湾出身の留学生は、野球環境に引かれた―と今春に入学。「チームの勝利のために安打で出塁したい。次も絶対に勝って甲子園を目指す」と活躍を誓った。
駒大苫小牧 打安点
(8)7 林 512
(3) 蔵 本 300
1 大 槌 211
R8 沼 島 000
(2) 小 池 400
(7)9宮 崎 300
(1)91大 原 300
(5) 藤 田 200
(6) 小 林 320
(4) 酒 巻 200
(9)3茶 木 211
2954
振球犠盗残失
264481
投手 回 安 責
大原 5 2 1
大槌 3 2 0
大原 1 0 0
北星大付属 打安点
(4) 小 貫 300
(5) 戸 川 300
(8) 藍 葉 311
(7) 竹 田 400
(2) 若 松 400
(6) 畑 410
(3) 本 田 210
(1) 石 田 210
1 畠 山 000
H9 岩 谷 000
(9) 古 矢 200
H 佐 藤 100
1 前 田 000
2841
振球犠盗残失
332053
投手 回 安 責
石田 61/3 2 3
畠山 2/3 1 0
前田 2 2 1



















