高木「やっと始まる」 全日本距離別が開幕 スピードスケート

高木「やっと始まる」 全日本距離別が開幕 スピードスケート
会場で調整する高木美帆=19日、長野・エムウエーブ

 スピードスケートの全日本距離別選手権は20日に長野市のエムウエーブで開幕する。女子で北京五輪金メダリストの高木美帆(TOKIOインカラミ)は19日、会場で調整して「(シーズンが)やっと始まるな、という気持ち」と心境を語った。

 高木は新チームを結成して今季を迎えた。佐藤綾乃(ANA)らと練習を積み、「去年までは手探りで行き当たりばったりだったが、一緒に挑戦できる仲間がいて心強かった」と手応え。今大会は1500メートルを含む4種目の出場を予定している。

 男子は短距離に実力者がそろい、森重航(オカモトグループ)、新濱立也(高崎健康福祉大職)、村上右磨(高堂建設)が500メートルと1000メートルにエントリー。森重は股関節を痛めて調整が遅れていることを明かし、「厳しい戦いになってくる。自分の滑りをすることに集中したい」と気を引き締めた。

 今大会はワールドカップ(W杯)前半戦の代表選考を兼ねており、W杯第1戦は帯広市で11月10日から行われる。

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