門下生 全国で奮闘 成空会 川沿支部 5人が入賞 空 手

門下生 全国で奮闘 成空会 川沿支部 5人が入賞 空 手
全国舞台で好成績を収めた成空会川沿支部の門下生ら

 東京武道館(東京)でこのほど開催された第59回和道流空手道連盟全国大会で苫小牧市の空手道場、成空会川沿支部の門下生らが奮闘。組手の小学6年生男子では新沼蒼史(日新小)、組手小学4年生男子では新沼奏汰(同)が優勝するなど5人が入賞した。

 新沼蒼史は決勝で同門の高橋奏多(日新小)と激戦を展開し判定の末に初の全国優勝を果たした。「目標にしていた全国優勝ができてうれしい」と笑顔で話した。

 新沼蒼は中段蹴り、高橋は裏回し蹴りを武器に組み立てた。序盤から押された高橋は「自分から手が出せず悔しかった。もっと手数を増やして勝ち切ることができるように練習していく」と語った。

 成田悠祐(泉野小)は準決勝で新沼蒼に敗れ3位。試合残り15秒で中段突きのポイントを取ったものの、すぐさま背中を取られて連打を浴び逆転負け。「自分が技を出した後にカウンターをもらうことが多いので、練習して修正したい」と話した。

 組手小学4年生男子個人戦決勝では、新沼維月(日新小)、新沼奏汰(同)の双子対決となった。制した弟の奏汰はスピード型で「ポイントを取られても冷静に戦うことができた」と一瞬の隙を見逃さず、突きなどを重ね接戦を物にした。兄の維月はパワー型で「ポイントを先取したけど、中段突きをもらって負けた」と振り返った。

 新沼奏は形の小学4年生男子でも3位になるなど大健闘。指導する中村嘉伸支部長は「今大会では敢闘賞含め、多数の入賞者を輩出することができた。日ごろから常に全国出場を掲げて稽古してきた成果。越える山はまだまだあるが、楽しく元気よく空手を楽しんでほしい」とたたえた。

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