旭川市の墨絵詩書家小林白炎(びゃくえん)さん(53)の作品展「命の言霊 墨絵詩書展」が28日まで、苫小牧市糸井の三星本店2階エントランスで開かれている。モネ、ミレーらを輩出した世界最古の国際公募展「ル・サロン展」や前衛的公募展「サロン・ドートンヌ展」で入選した掛け軸、癒やしのメッセージがしたためられた作品など計45点が展示されている。
掛け軸は全5枚。日本神話に登場する「八咫烏(やたがらす)」や中国の妖怪「青蛙神(せいあじん)」といった幻の生き物が、繊細かつ躍動感あるタッチで描かれている。
極細の面相筆で300~400時間かけて制作したといい、2022年のル・サロン展、サロン・ドートンヌ展で入選した作品も並ぶ。
「メッセージ作品」は半紙サイズの水墨画で、優しいタッチの絵と共に「転んだからこそ拾えるものがあるのです」「一番笑っている人は一番泣いている人」といった心温まる言葉が目を引く。
これまで手掛けた1万点以上の中から、今のご時世にマッチしたメッセージが書かれた作品を集めた。小林さんは「コロナ禍が落ち着いても、物価高騰など生活する中で困難な状況が続いている。こんな時代だからこそ力強く歩んでいってもらえれば」と話す。
午前8時~午後8時。入場無料。
















