苫小牧沼ノ端スポーツチャンバラクラブの6選手と足立和舟監督が23日、苫小牧市役所を訪れ、第48回全日本選手権大会・第4回レディース選手権大会(9月、横浜市)出場の結果を報告した。岩倉博文市長は「スポチャン精神で、また次の目標に向かって頑張ってほしい」と激励した。
大会は全国各地から段級保有者が集い、海外のオープン参加を含む総勢700人以上が出場。各種目の優勝者は世界選手権大会に進むが、同クラブの選手たちは一歩及ばなかった。
川戸渚(ウトナイ中1年)は二刀種目で準優勝。「体調管理をしながら決勝まで進むことができたが、優勝できず残念。次は頂点を取りたい」と力を込めた。
増坂瑠音(青翔中1年)はレディース小太刀で3位に入賞し「格上の選手にも気持ちで負けず、結果を出すことができた。(男女)混合でも上位を目指していきたい」と目標を据えた。
このほか4選手は全日本選手権初出場。いずれも初戦敗退だったが、粂川悠真(ウトナイ中1年)は「緊張してしまった。今回の悔しさを次にぶつけたい」と前を向いた。髙堂悠也(清水小4年)は「積極的に前に出て攻めることができた」と振り返り、次戦の勝利を誓った。
石崎尊人(拓進小4年)は「負けてしまったけど楽しむことができた。もっと強くなって試合で勝てるようになりたい」と意欲を燃やし、石崎琴葉(同2年)は「相手が大人で強かったが、基本動作を磨いて入賞を目標に頑張りたい」と語った。
足立監督は「初出場の選手が多かったが、実力はあるので大会に慣れていけば結果を出すことができると信じている。今後の入賞に期待したい」と話した。

















