奥深い音色で観客魅了 パイプオルガン 冨田一樹さん演奏会

奥深い音色で観客魅了 パイプオルガン 冨田一樹さん演奏会
パイプオルガンの魅力を伝える冨田さん

 バッハ国際コンクールで日本人初の優勝に輝いたパイプオルガン奏者冨田一樹さん(35)の演奏会が28日、苫小牧市弥生町の日本キリスト教団苫小牧弥生教会で開かれた。市内外から約120人が来場し、冨田さんが奏でる多彩で奥深い音色を堪能した。

 冨田さんは演奏前に楽器の特徴を解説。弥生教会のパイプオルガンについて「コンサートでも演奏できる造り」と評価し、演奏曲はこの楽器の機能を考慮して選んだと説明した。

 パッヘルベルやモーツァルトなどの他、専門のバッハだけで「G線上のアリア」や「大フーガ」など3曲を披露。優しく包み込む旋律の一方で、力強く荘厳な音色も響かせ、来場者を魅了した。パイプオルガンを初めて聞いた豊川小5年生の松島広乃輔さん(11)は「ピアノを習っているが、パイプオルガンは全然違う音色で、いろんな音の広がりがあって感動した」と目を輝かせた。

 市内在住の団体職員池淵朋華さん(27)が世界で活躍するプロの演奏を身近に―と企画。冨田さん初の北海道公演で、次回11月3日の同会場はすでに完売。札幌市中央区の札幌バプテスト教会で同4日午後3時半からの公演分は、チケット(大人3000円、高校生以下2000円)を販売中。池淵さんは「これだけ多くの方がパイプオルガンに関心を寄せてくれ、とてもうれしい。またこうした機会をつくれたら」と話している。

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