中国向け魚介類ゼロ 9月新千歳 輸出入総額32億円

中国向け魚介類ゼロ 9月新千歳 輸出入総額32億円

 函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の貿易概況によると、9月の輸出入総額は前年同月比36%増の32億8200万円で、2カ月ぶりに前年実績を上回った。輸出も2カ月ぶりのプラスとなったが、中国が8月24日から日本産水産物の輸入を停止した影響で、中国向けのホタテやナマコは全減となった。

 輸出は2%増の16億1000万円。一般機械が74・4%増の2億8600万円で、米国やイタリア向けのベアリングが増えた。輸送用機器も93%増の3800万円と伸びた。

 一方、魚介類・同調製品が19・2%減の7億4900万円。中国向けがゼロになった他、台湾向けなど全般的に落ち込んでいる。

 輸入は2倍の16億7300万円で、3カ月連続のプラス。一般機械が10倍の8億6600万円で、台湾からのデータ処理装置が7億円超の特需があった。

 コロナ流行前の指標となる2019年の9月と比べて、輸出入総額は24・2%減で、内訳は輸出が50・9%減、輸入が59・1%増。

 入港機は前年同月比16・8倍の505機、入国旅客数は173倍の9万2723人で、国際線の旅客需要は回復が続いている。

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