道議会水産林務委 「影響ないよう取り組む」道、次世代半導体製造拠点の排水で

道議会水産林務委 「影響ないよう取り組む」道、次世代半導体製造拠点の排水で

 道議会水産林務委員会(桐木茂雄委員長)が18日開かれ、植村真美氏(自民党・道民会議)は次世代半導体製造ラピダスが稼働時に排出する有機フッ素化合物(PFAS)の千歳川の環境への影響について質問した。水産林務部の近藤将基水産局長は「千歳川は日本海の秋サケ増殖事業等を支える基幹河川」との認識を示した上で、「漁業関係者に寄り添い、国や千歳市、ラピダス社と連携して水産資源や河川環境に影響がないよう取り組んでいくことが重要」と述べた。

 同社によると、排水は法令が定める基準に従って処理し、千歳市の下水処理場を経て千歳川に放出。サケ科魚類の回帰への影響について、PFASのうち有害性が指摘されているPFOSとPFOAは使用せず、「その他のPFASも全量回収して適切に処理する」としている。

 同部の成澤直人企画調整担当課長は、2月に漁業関係団体から、排水方法の情報開示と漁業関係者との十分な協議や稼働後の河川のモニタリングなどの対応を要請されたと説明。近藤局長は「同社や千歳市に対し、必要な情報を漁業関係団体に適時・適切に提供するよう働き掛け、漁業者が将来にわたり安心して漁業を営めるよう適切に対応していく」との姿勢を示した。

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