共産党道委員会(千葉隆委員長)は18日、道庁で記者会見し、公開されている自民党道連の2020~22年の政治資金収支報告書の調査結果を発表した。政治資金パーティーを巡る購入者数の記載方法、高い利益率、会場定員との乖離(かいり)―の大きく3点の疑問点を指摘。千葉委員長は「自民党道連に説明責任を求めたい」と話した。
自民道連は20~22年に政治資金パーティーを計3回開催。収支報告書には、パーティー券を購入した企業・団体や個人など「対価の支払いをした者の数」について枚数(20年2824、21年2762、22年3096)を記載している。
ただ、道選管は「複数枚を購入した人を一つと捉えて記載する方法が適当」との見解を示している。共産道委によると、22年の場合、2万円の券を3096の企業・団体が1枚ずつ購入したかのように記載されているが、収支報告書によると、少なくとも27の企業・団体が計1592万円分をまとめて購入していると指摘。「過去3年分の収支報告書について、昨年12月20日付でパーティー券収入に係る訂正をしているが、この点はいまだに訂正されていない。虚偽記載の疑いがある」と述べた。
また、自民党の道9区支部(代表・堀井学衆院議員)と道12区支部(代表・武部新衆院議員)の政治資金パーティーも、道連と同様の記載方法となっていることを指摘した。
政治資金パーティー券の購入者数に関する誤記載は鈴木直道知事の後援会の21~22年分の収支報告書でも確認され、後援会は今月5日付で訂正している。
この他、自民道連の18~22年の政治資金パーティーの利益率が93~95%と非常に高いことも挙げた。政治資金パーティーは「対価を徴収して行われる催し物」とされており、その代金は「対価であり、寄付とは異なる」と説明。「収入に対する支出がわずか5~7%。対価があるとは到底言えない」と強調した。国会議員のパーティーを含め販売枚数と実際の参加者、会場定員との乖離も指摘した。
















